19×15=約285
羽二重1枚(約38㎝×30㎝)を2㎝角で裁断をした時の推定枚数です。
【隙間商売】・・・人の盲点をついた商売。痒い所に手が届く商い。
『絹あそび 橋本修治商店』も【切売り販売】を始めて当初から、
その様に心得ている。
近年、書店に行けば【つまみ細工】本の種類が増えている。
書店の売り場コーナーも確立されつつあり、
そういった中で、本を見て
「私にも作れるんじゃないかなぁ~。」と云った
勘違いをされる人も増えている。
確かに増えている。
そういった方々が、生地を探す。
生地を購入して、いざ裁断。
・・・
・・・
裁断をしていて始めて気付く。
「綺麗に切れない(><;)」
うんうん、そうでしょう、そうでしょう。
そこで【隙間】を生業?とした『絹あそび』が手を差し伸べる。
≪新たな隙間≫
僕「アナタの【スキマ】、おうめします。
○㎝角がカットされていれば、つまむだけでいいんですよ。
お代はシッカリと手間賃と共にいただきますよ。ド‐‐‐ン!!(福蔵)」
ここで夢ある計算。
羽二重【色無地】1枚 648円(税込)
横19枚×縦15枚=約285枚。
1枚10円(税抜き)で販売したら2,850円(税抜き)。
1セット15枚を250円(税抜き)で、4,750円(税抜き)。
クックッククッ♪~荒い!!笑いが止まらん。フッフフッ~♪
1枚が648円(税込)が4倍~7倍にバケル。
「10cmカットなんて面倒臭くてやってられない。」なんて事になります。
・・・
・・・
ですが、現実はそんなに甘くは無かった。
実際に裁断をして感じた事。
「めんどくせぇ~。」です。
呼吸をしてだけで生地がヒラヒラと舞い、
マス目に合わせて再度試みるも、
力強く押さえている定規がズレたり、切り残しが出たりと大変で、
勢いに任せてカットできる集中力が必要。
生地が沢山あるとはいえ、
そこまで手を伸ばし、手を広げるのも問題で、
それに時間を費やす事も、いま出来ない状況ですし、
イベントに持ち込んでも置く場所が無いのが現状です。
【つまみ細工】作家さんに質問をします。
「2㎝角で、一つのつまみを作るのに何枚要りますか?」
「何㎝角が必要ですか?それに対して一つ作るのに必要な枚数は?」
上質な丹後ちりめん生地をお探しの方はバナーから橋本修治商店のHPにどうぞ!!