民家に暖簾を掛けただけでお店っぽく見える。
だが、そういったお店に、お客として入って来られるものだろうか?
僕はムリ。
『絹あそび 橋本修治商店』
本店前の写真です。
ウソでも「おしゃれなお店だねぇ~」って云う人はいません。
女の子が一人で出入りするお店には見えません。
近所の住人、町の役所、商工会の人間も
外観を商店に装った店の中には入って来ず、
この中で、何が行われているのか、知る者はいない。
(きちんと税金も商工会費も納めている。)
それが、今週2組のお客さんが来店された。
アポイント無く。
近隣住人も、怪しい店構えで誰も近付かないのにお客が来店された。
アポイント無く
「ここ1,2年で【つまみ細工】人口が増えている。」
ってのは、前々からこのブログで書いていたが、
その流れが、ここ丹後でも広がっているってことを、
今週思い知らされた。
その流れに気が付けなかったのも、
4~5年前に丹後地方での出展を全て取りやめ、
お土産物屋さんの全ての売り場から【ちりめん素材】を引き上げた事で、
丹後地域のお客の動向や、
観光客の趣向を全ての丹後の情報を遮断した。
理由として、
丹後で【ちりめん細工】制作するお客に出会えない物と決めつけたいたから
それが、
二組も
丹後地方のお客さんが、
『絹あそび 橋本修治商店』にご来店された。
一組は、二人の親子で
2組めは、一人・・・
僕は、別の作業で席を外していたが、
その話を聞いて、
「よく一人で入って来れたね。(怖くなかったのかなぁ)」
って云っていた。
僕が店に居ても同じことをお客に伝えている。
貴方のその勇気に称賛を贈りたい。
丹後のモノ作り
花開きつつある。
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≪報告≫
羽二重【もも】完売しました。
ありがとうございました。
羽二重【もも】の染変えは早くて来週です。
上質な丹後ちりめん生地をお探しの方はバナーから橋本修治商店のHPにどうぞ!!